9月試験で合格したファイナンシャルプランナー(FP)2級。落ち着いたら勉強の流れを書き残しておこうと思っていたら、来月はもう、次のFP試験ですって。あらまぁ。
金融業界の経験ナシの私ですが、無料サイトのおかげで、費用をほとんどかけずに合格できました。この機会にまとめておこうと思います。少しでもお役にたてれば。
金融業界の経験ナシの私ですが、無料サイトのおかげで、費用をほとんどかけずに合格できました。この機会にまとめておこうと思います。少しでもお役にたてれば。
◆用意したもの
今回の受検で用意したのはこの3つ。昨年も受検したので(落ちた…)、参考書はそのまま。問題集は買いもしませんでした(苦笑)
・好みの参考書
・スマホ(もちろん、タブレットやPCでも)
・ノート

カバーをはずしていますが、参考書はTAC出版「みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP」です。3級のときからコレ。選んだ理由は、以前のブログからどうぞ。
関連記事>独学FP2級の教材は、3つの理由で「売上No.1」のシリーズを使用
◆3つの勉強の流れ
ここからは具体的な勉強法です。
〈1〉まずは参考書を一読
参考書を読む前に、試験に関係する法改正をチェック。特に2級は、3級受検時から変更もあるので、要注意です。新しい参考書なら、冒頭にや出版社サイトに法改正ページがあるかも。
今回は「FP試験 法改正」で検索し、たどりついた「FP2級ドットコム」で確認しました(ほら、去年の参考書だしさ)。
変更部分は参考書に書き込んで、準備完了。あとは、ひたすら参考書を読み進めます。ここで覚えようとしなくても大丈夫。試験範囲を確認する感じです。
〈2〉過去問をひたすら解く
法改正の確認で見つけた「FP2級ドットコム」には、過去問のストック「過去問道場」があり、クイズ形式で解くことができます。丁寧な解説付きで、なんと無料。スマホでも回答できるし、今回、問題集を買わずに済んだのは「過去問道場」のおかげです。
過去問は複数年分、ひたすら解きました。
繰り返しているうちに、知識が身に付き、出題傾向と弱点ジャンルがわかってきます。
何度解いても間違える問題は、解説ごとプリントアウトをして何度も読み直し、解き直し、試験会場でも直前復習に役立てました。
参考書を読んでも、問題を解いても理解できないことは、YouTube「おーちゃん【1級FP技能士】TV」を頼ったことも。こちらも無料。WebにいらっしゃるFP先輩のおかげで合格できたといっても、過言ではありません。
〈3〉ジャンル横断ノートで脳内整理
問題を解いていると、似たような言葉や法律に直面し、頭が混乱することが多々あります。そこで、整理ノートを作成しました。
◆実際の問題に参考書の内容を合わせる
例えば、実技で必ず登場する「6つの係数」。なかなか覚えられず、参考書をにらみつけて(!)いたときに気づきました。
「実際の問題と参考書では、係数の並びが違う!」
そこで、問題と同じように係数を並び替え、イメージ図を書いてみたところ……おぉ、我ながらわかりやすい!
- まずは参考書を一読
- 過去問をひたすら解く
- ジャンル横断ノートで脳内整理
〈1〉まずは参考書を一読
参考書を読む前に、試験に関係する法改正をチェック。特に2級は、3級受検時から変更もあるので、要注意です。新しい参考書なら、冒頭にや出版社サイトに法改正ページがあるかも。
今回は「FP試験 法改正」で検索し、たどりついた「FP2級ドットコム」で確認しました(ほら、去年の参考書だしさ)。
変更部分は参考書に書き込んで、準備完了。あとは、ひたすら参考書を読み進めます。ここで覚えようとしなくても大丈夫。試験範囲を確認する感じです。
〈2〉過去問をひたすら解く
法改正の確認で見つけた「FP2級ドットコム」には、過去問のストック「過去問道場」があり、クイズ形式で解くことができます。丁寧な解説付きで、なんと無料。スマホでも回答できるし、今回、問題集を買わずに済んだのは「過去問道場」のおかげです。
過去問は複数年分、ひたすら解きました。
繰り返しているうちに、知識が身に付き、出題傾向と弱点ジャンルがわかってきます。
何度解いても間違える問題は、解説ごとプリントアウトをして何度も読み直し、解き直し、試験会場でも直前復習に役立てました。
参考書を読んでも、問題を解いても理解できないことは、YouTube「おーちゃん【1級FP技能士】TV」を頼ったことも。こちらも無料。WebにいらっしゃるFP先輩のおかげで合格できたといっても、過言ではありません。
〈3〉ジャンル横断ノートで脳内整理
問題を解いていると、似たような言葉や法律に直面し、頭が混乱することが多々あります。そこで、整理ノートを作成しました。
◆実際の問題に参考書の内容を合わせる
例えば、実技で必ず登場する「6つの係数」。なかなか覚えられず、参考書をにらみつけて(!)いたときに気づきました。
「実際の問題と参考書では、係数の並びが違う!」
そこで、問題と同じように係数を並び替え、イメージ図を書いてみたところ……おぉ、我ながらわかりやすい!
FP試験〈実技〉に登場する係数。「参考書は、実際の出題問題と係数の解説順を揃えてくれ~」というわけで、脳内ではこんな図で記憶されました。求めるモノは〇の部分。問題を読んだだけで、すぐに使う係数が出てこない、図で覚えるタイプなんです。#FPなかーま pic.twitter.com/t7vU5EIYD1
— カラノ (@karanodrop) September 11, 2020
Twitterでつぶやいたら、数人から「覚えやすい!ここだけどうしても覚えられなかったけれど、整理できた」というようなお声をいただきました。よかった、みんな苦しんでいたのね。
◆ジャンルを横断、似た者同士をまとめる
「あれ、このときの控除って2000万? 2500万?」
ウン千万円の控除や非課税額が頻出するFP試験。それが贈与と相続などのジャンル違いで、テキストから探し出すのも一苦労。制度の名前もうろ覚えで、巻末の索引からも探せない!
他にも、似たような制度、図、表ゆえに覚えられない項目があるわけで。そんな項目はまとめてジャンルを横断し、ノートにまとめました。私の場合はこんな感じです。
◆ジャンルを横断、似た者同士をまとめる
「あれ、このときの控除って2000万? 2500万?」
ウン千万円の控除や非課税額が頻出するFP試験。それが贈与と相続などのジャンル違いで、テキストから探し出すのも一苦労。制度の名前もうろ覚えで、巻末の索引からも探せない!
他にも、似たような制度、図、表ゆえに覚えられない項目があるわけで。そんな項目はまとめてジャンルを横断し、ノートにまとめました。私の場合はこんな感じです。
・贈与と相続全般の控除&非課税限度額・配偶者に対する贈与と相続の条件・小規模住宅用地の固定資産税と相続・土地の図問題(建蔽率・容積率・土地の評価)などなど…(多いな)

▲土地の図まとめ。間違いがあったらゴメンやで(オイ)
ノートはA4版を使用。見開きでまとめれば、似た者同士もひと目でわかるので。試験直前の復習もスムーズです。
とにかく一番、力をいれたのが〈2〉の過去問でした。過去問で必要知識を覚えて、ノートで補完する。金融業界に身を置いたことがない私が合格できたのは、過去問のおかげです。ホント。
¶FPを取得して何か変わった?
FP試験に合格したからといって、金融業界に勤めているならともかく(資格手当とか)、そうでないならすぐ生活に影響することはありません。
ただ、FPの参考書に載っているお金の制度は、生活に関係することばかりなので、知っていて損はない。詳細を覚えていなくても、何かあったときに「そういえば」と調べるきっかけにはなると思います。
LINE証券でチマチマ投資をしてはいるものの、私自身、資産管理も手探り状態。素直にマネーセミナーに行くなど、まだまだ勉強中デス。
関連記事>FP3級でも悩むお金のこと。無料マネーセミナーに行ってきました
コメント